サポート隊第5陣 最強の主婦連合と働き蜂軍団

<花がないので…上総一ノ宮のレストラン「カレント」の夏のランチ>
何せ野菜が美味い。ここの人参なら亭主も好んで口にする…
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実(げ)に恐ろしきは女の思考回路。
どうしてこういうことになったのか見当もつかないが、7月の初めに突然ママさんが「操さんがお手伝いに来てくれるわよ…」とのたもうた。「ジェ ジェ ジェッ!!」である。
こいつら普段亭主の知らないうちに何を話してるのか…
操は亭主の弟の嫁である。居所は名古屋。なんでわざわざいすみまで…とまさに想定外。
で、7月23日大荷物を抱えて満面の笑顔で「お久しぶり~」と大原駅到着。長期滞在覚悟の装備だ…
迎えた車に乗った途端、いつものくだらないおばん会話が自宅到着まで延々と続く…。
「姦しい」という漢字は女三つはいらない。二つで十分だ…。先が思いやられる。

が、確かにママさんの思いつきと結果には恐れ入った。
昨年の経験からしてこの夏特に7月から8月は常駐の摘み取りサポーターがどうしても必要だった。
亭主が地元の方々にお願いしたり問い合わせたりと探してみるのだが、おいそれとは見つからない。
後でわかったことだが田舎には営農組合なる組織があり、草取り、もみ殻詰めなどの臨時の仕事は、そこを通じて人探しをするらしい。
亭主のモタモタぶりを見たママさん、こりゃダメだと見切りをつけたらしい。
ダメになった被害を真っ向から受けるのが自分だと判断したのか、すぐさま操を引っ張り込んだようだ。
短絡的な浅知恵と言いたいのだが、今夏最大のビッグヒットであった。
またまた自慢げに「それ見たことか」風な顔をされるのが目に浮かぶ…
そして蜜蜂サポーター岩佐夫人の「オスは全く役に立ちません…。」の言葉がまた脳裏をよぎる…

翌24日朝5時から主婦連合の活躍が始まった。
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さすがに覚悟してやってきた操の学習能力は高かった。
初日こそブルーベリーの何たるかが全く分からず、ママさんにくっ付いてヨタヨタしていたようだが、数日後には強力なサポーターぶりを発揮し出した。
おかげで7月最終週は主婦連合で連日収量20kg台が続き、約2週間の滞在で250kgを収穫するビッグサポートとなった。
が、一方でこの主婦連合、予想どおりの人災も巻き起こした。
何せ五月蠅い。
日がな一日しゃべりっぱなしなのである。よくまあ口が疲れないものだとあきれ果てもした。
わが農園の気に入ってる大きな一つは、一日中怖いぐらいに周りが静かなことである。
普段聞こえるのは風のそよぎ、時折ウグイス…遠くでいすみ鉄道の踏切の警報機…
その静寂が2週間完全に失われた。しかも朝の5時から夕方4時過ぎまで…
亭主もこの時期朝6時には起きる。
コーヒーを淹れに台所に立つと、農園の中から「ピーチク、パーチク」と必ず主婦ひばりのさえずり…。
「無駄話せずに摘めぇ!!」と怒鳴ると一瞬会話が止まり「うるさいわね、年寄りは…」とヒソヒソ話(これも聞こえるのだ)…そして「この方がはかどるのよ!!!」と叫んでくる。全く懲りていない…

そんな月末、新たなサポーターが加わった。
夏休み最初の学校行事を終えた玄太王子母子が駆け付けてくれのだ。
総勢5人の大家族生活が始まった。
「玄太郎!!早く食べなさい!!! 」…うるさいを通り越してけたたましい日が8月の7日まで続いた。
<よく食べ、よくしゃべる…>
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<男子は追い出されてカブトムシのトラップづくり…>
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残念。今年は一匹も採れず…

8月1日から摘み取り要員4名の強力な軍団が出来上がった。
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が、これでは選別担当の亭主がたまらない。
1日に20kgを超える収穫が続いたら選別は徹夜の毎日になる。しかも早朝からの出荷も続くことに…
で、思い切って玄太ママをジャム要員に当てることにした。
玄太ママは3年ほど前、ブルーベリー振興会のジャム講習会で実戦経験もあり、大量のジャムづくりの要領もすぐに思い出してきた。
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この作戦もビッグヒット。
連日大量にに摘み取る実の中には、小粒実、柔らか実、傷実、赤い未熟果など生食に堪えない実も随分採れる。
この一部はジャム用としてパックし販売するのだが、到底消化できる量ではない。
結局その大半はジャム加工用として冷凍庫に保存するのだが、既に7月で2台の冷蔵庫はストックで満杯。
かといって生実の摘み取り、選別、出荷で大童な今、ジャムにまで手が回る状況ではなかった。
このストックを玄太ママが奮闘してジャムにしてくれたのだ。
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結果、2日間で110個のジャムが作られ、22kgの冷凍実が処理された。
そして昨年12月までかかった300個のジャムづくりが、8月の初めに出来上がってしまった。
<3種の手づくりジャム>
左から主力の「ラビットアイミックス」、ブランデー入りのバラエタルジャム「メデット」、数の少ない「ハイブッシュミックス」
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今年は夏の始まりからジャムの消化が早かったが、これで在庫不足も解消され一挙両得のサポートとなったのだ。秋口までに400個を作ることになるだろう。

今8月20日、いつもならブルーベリーシーズンも最終段階に入る時期となった。
そして農園はママさんと亭主二人だけの戦場となった。
今年はまだまだ月末まで戦いは続きそうだが、さすがに二人とも疲労の蓄積はごまかせない。
ぼつぼつどこかで見切りをつける必要が出てくるだろう。
それにしても振り返ればこの主婦連合と玄太母子の救援がなかったら8月はどうなっていたやら…
本日現在までの総収量は760kgを超えた。ジャムに回した実は計算に入っていない…




                                                                                                                   








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