生きて在りつるは、このことにあわんがためなり。 8月の勝手連

亭主の企業生活の最後の勤務地は沖縄だった。
そんな縁から、退任にあたっての餞別にと色々な泡盛をいただいた。
その中で最もでかくて存在感のあるのがこの3升甕である。
<瑞泉古酒>
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頂いたのかが5年ほど前だから、5年古酒としてもほぼ10年物になる勘定だ。
平成17年、「いすみ開墾勝手連」が結成(?)されて数カ月後、その仕事のきつさにくたびれ果てての会食時、
この甕を開けようとした。
しかし誰が言ったか定かでないが、折角のいい酒だから、なにかの節目の時まで置いておこうという話になった。
それじゃどんな節目にするかということになり、結論は、「ブルーベリー園が完成した時にしよう。」ということで決まった。
その時は随分先の話だな、そんなときがホントに来るかなと少しく自信の持てない観もなくはなかったのだが…。


それから丸4年の歳月が流れ、この7月の状況は、農園の植え付け本数で250本とほぼ計画どおり進捗し、
ラビットアイブルーベリー100本の本格集荷が実施され、
その実は直売店2店で販売を開始、
8月には農協を介しての市場出荷まで実現できた。
また対外的にブルーベリー園のオープンを宣言・宣伝したわけではないが、実際には来客も受け付け、若干ながら入園料に当たる対価も受け取った。

7月の勝手連で「もう甕を開けてもいいな」ということになり、「8月の勝手連で甕開き」の実施を決めた。

8月21日昼、東京組3人がいすみに到着。8月勝手連の活動が開始された。
今回は残念ながら長谷川ボスか珍しくドタキャンになり、全員集合とはいかなかった。

<次期への準備>
夏の摘み取りもほぼ終わり、農協は8月21日で今年の集荷を終了させた。
いよいよ来季へ向けての準備を開始する月となったのだ。
農園の今冬に向けての大きなテーマは2つ。
①第3テラスの造成。
②第2テラスの残っている未だ植え付けの終わっていな穴および第3テラスへのハイブッシュ150本の植え付け。への植え付け。

まずは第3テラス予定地の横で放置されていた2年生、3年生苗を第2テラスの前へ移す作業から開始した。
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当初本人たちは至極簡単な作業と高をくくっていたようだが、何がどうして大変な作業だった。
水の入った水耕栽培用のトロ箱と苗の箱を一緒に運ぶものだから、重いしその数も50個は超えている。
真夏の炎天下、すぐ顎が出た。
結局二日がかりの作業となった。

<雑草狩り>
ウッチャンは、なかなか手の打てなかったテラス内の雑草狩りを全ぶ任せた。
これまた芯の疲れる作業ではあったが、ウッチャン3日間この作業にかかりっきりで、とうとう園内全部を狩り上げた。
途中草刈り機の歯が切れなくなり、新しいものに交換するほど雑草の量があった。
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<地割り>
第3テラス予定地は約300坪程度の広さがある。
しかし、河沿いに湾曲した形をしているのでキチンとした長方形の土地かとの程度の広さで取れるかはっきりしていなかった。
変形のままで利用することも考えなくはなかったが、やはり防風・防鳥対策を考えると長方形にするのが好ましい。
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検地後の結果では約180坪(30m×18m)の長方形がとれた。
もう少し広く取りたかったがやむをえまい。何とか100本程度の植え穴を作ることはできそうだ。

<仮設防風網の撤去>
第3日目には、前日まで置いてあった苗のための小さな防風柵を一部撤去した。
第3テラス造成に引っ掛かる部分が出たのだ。
この春作ったばかりの防風柵でもったいなかったし、作ったメンバーには申し訳なくもあったが、やむを得なかった。
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<そして甕開き>
長谷川ボスの欠席がなんとも悔やまれたが、時期を失するわけにもいかず、いよいよ泡盛の甕開きとなった。
横にはこれまたタイミングよく「豆腐よう」まであった。
「瑞泉」は首里の泡盛である。
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ウッチャンが緊張の面持ちでひもを解く。
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蓋をあけるのはモッチャン。
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泡盛用の杓は酒が注ぎにくい。
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そして乾杯!
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はるけくも来つるものかな…さすがに普段の酒盛りとは違う感慨の中での乾杯であった。
さすがに美味い。まさに美酒というのはこういうのを言うのだろう。
「美味いね」「結構きついね」と言いながら40度の酒を皆生のままでぐいぐい飲んだ。本当によく飲んだ。そして…

泡盛の古酒で二日酔いになることはまずない。
が、次の朝なんと一番の酒豪モッチャンが具合が良くないという。
古酒で体調かおかしくなるのは古酒のせいではない。
甕の中は泡盛が底の方に少し残ってるだけだった。とウッチャンが言ってた。

この夜は、母が百歳を迎えるにあたって書いた色紙の言葉がぴったりの一時であった。
おしゃもじ隊の夜は女性の祭りであったが、
今回は本当のいすみの男たちの祭りとなった。
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続きは来月ボスの参加の勝手連。(泡盛が少し残ってるから大丈夫。)

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