春前作業完結! 3月の勝手連

春である。一斉に庭や農園で花が咲き始めた。
<イチゴの花が咲いた>
今年もまたあの甘くて大きな苺が食べられそう。
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<杉並から持ってきた黄水仙と高師さんから頂いた白水仙>
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<食用ナバナ>
亭主はベーコンと一緒に炒めパスタに混ぜるのが大好きである。
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突然のグレコ事件で記述が前後したが、最近には珍しくうららかなと言える日が続いた12日からの3日間、3月の勝手連が動いた。
今回の活動は天気にも恵まれ予想以上に効率的、効果的に進行でき、春前作業の遅れを完全に取り戻してくれた。
それまではさすがの亭主も気が焦っていた。
遅れに遅れていた春前作業の期限は限界を超えようとしていたのだ。
春剪定は2周りしか終わっていない。
昨年挿した苗のポット移植はハイブッシュだけしか終わっていない。
今年の挿し木も全く進んでいない…等々

いつもだったら到着日は馴らしもあって「ゆっくりスタート、早めに終わり」を心がけていたのだが、
今回は昼食後からすぐ作業に入った。

何はともあれ挿し木である。
今回はハイブッシュ種に絞っていた。
育てやすいラビットアイ種は、昨年、一昨年の苗が大量に育ち、当面これ以上増やしても無駄になる。
一方のハイブッシュ種は、育苗が難しいうえに第3テラスなど植え付け予定地を増やしたため、まだまだ苗が不足している。
北部ハイブッシュ種はデューク、エチョータを主として10種ほど、南部ハイブッシュ種はシャープブルーを中心に4種ほど挿し木した。
<挿し床作り>
トロ箱(スーパーからもらってくる。)にピートモス4、鹿沼土1程度を混ぜ込んでいる。
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ウッチャン、モッチャンさすがにもう3年目となる挿し木は手慣れたもんだ。
見る間に挿し木した箱が増えていった。
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<挿し木の終わったトロ箱群>
バラや月桂樹の挿し木も含め約20個のさし床が完成した。
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単純作業の気晴らしはラビットアイ種の花芽摘み。
亭主がもう2回ほど剪定しているのだが、新たな花芽がどんどん増える。
一枝に5~6芽残そうとしているのだが、いつのまにか8つも9つもに増えている。
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春の風に乗った沈丁花の香りを感じながら、のんびりと花芽数を数えるのは気分転換にはもってこいだ。
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<フェスティバル>
花芽を6つほどに整理したはずなのだが、横から小さな芽が育ちまた11個ほどに増えている。
このままにしたら実は小さくなるし、樹も疲れる。
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<ティフブルー>
花芽を4つに摘めていた枝。
一つの花芽に10個ほどの蕾が付いている。花芽を4つ残したのだからこの枝には40粒の実がなることになる。
1粒1.5gとすると60g。
1本の樹にこんな枝を40本程度残すわけだから、今年はこの樹から2.4kgの実が採れることになる。
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<朝の体操>
モッチャンの日課、朝の体操である。
春の朝の空気はまだ冷たく、すがすがしい。
朝まるで弱い亭主もなぜかこの日は早く起き、モッチャンの体操を写真に撮れた。
もちろん亭主は一緒に体操なんかしない。基本的にサボり癖がついてるのだ…
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体操で鋭気を養い、いざ出陣。

二日目は次の大作業が残っている。
昨年挿し木した苗のポット移植だ。
これは本来昨年の早い時期に終わらせておく作業だったのだが、昨年の前半は防鳥網づくりで大わらわで、他ごとを大半ネグった。
後半は本格的な収穫から始まりジャムまで含めた出荷・販売に気が行ってやはり他ごとに手をつける余裕がなかった。
最大のネグりはこのポット移植だったのだ。
<ポットを乗せるカゴの調整>
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<挿し木箱から苗を取りだす>
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<そしてポット移植が始まった。>
毎年この時期に見慣れた姿だが、今年はサンルームができたおかげで、作業場所が広がるとともに冷たい風の吹く時でも寒さをしのいで動けるようになった。
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早めにポット移植すればそれなりに大きく育っているはずのものだが、さすがに育ちは遅い。
それでもしっかり根を張って元気に育ってくれている。
ラビットアイの丈夫さに助けられている。
10種およそ500本のポット移植がこれも手際よくほぼ一日で完了した。
<メデット>
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<フェスティバル>
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<ブライトウェル>
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この日はボスも到着した。
先月と違い今回はこちらも作業が立て込んでる。
色々やりたいのだが時間は限られている。
どうしてもやっておかなくてはならないのが、ジャガイモの植え付けだった。

<先ずはほ場の耕運から始まった。>
あのでかくて重いテラをボスはもう完全に使いこなしている。
やはりテラは自分の世界の道具だと決めているようだ。
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きっと奥さんが選んでくれたのだろう。
ピンクのセーターがうららかな春の日差しにぴったりの色だ。
気がつかなかったが、ボスはなかなかおしゃれみたいだ…
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溝を掘り、肥料を播いてその上に種イモを置いていく。
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最後に培養土を軽く被せてほ場の土で埋める。
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今年は男爵、メイクイーン、北あかりに新しくもう1種(名前を忘れた)を加え、4種の種イモを植え付けた。

夕方、モッチャンの骨休めのたき火が始まった。
今回は、ブルーベリーの剪定枝が多かったが、一緒に婆さんの遺品も燃やした。
帽子や着物、自作の書画や謡曲の教本など形見分けできるものは残したが、日常やり取りしていた手紙や俳句の下書き、普段着など全部いすみの地の灰にした。
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そして最終日、挿し木やポット移植の最後の整理を終えた昼前にウッチャンの奥さんカネコさんが訪れた。
母の遺品の中に未使用の和紙が大量にあった。しかも母のものだから多分質も良いに違いない。
これを無駄にするのはいかにももったいない。
ふと思い出したのがカネコさんだった。
カネコさんは母同様、書をたしなまれると同時に北斎画なども手掛けられていると聞いた。
和紙を託すのにはもってこいの方だ。是非もらってほしいとお願いしていたのだ。
これまでに装身具・装飾品などはそれなりに処分できたみたいたが、亭主にとって最も気になっていたのはこの和紙だった。
母が最も大切にして居所を変えるときも必ず一緒に運んでいたものだ。
母の気持ちの中では自分の持ち物の中で最も贅沢品だったのだろうと思う。

<和紙の選別>
こちらに残すのはせいぜい壁紙がわりか障子用程度。
亭主の文化度の低さがよくわかる。
それだけに質の良いものを選んでもらって使っていただくことをお願いした。
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モッチャンの奥さんも絵手紙などで母を楽しませてくださった世界をお持ちだったので、是非一緒にと心待ちしていたのだが、あいにく体調を崩され来ることができなかったのが残念だった。

今月は本当に忙しく助けてもらった勝手連活動だった。
おかげで後はまたラビットアイの花芽摘みに専念できる余裕が生まれた。
もちろん春のガーデニングもこれからだが…

と思ってたら、またまた新たに異次元の仕事を作ってしまった。そして余分な作業が生まれてしまった。
懲りない亭主の馬鹿働きは次回…