水耕栽培の課題

前回のブログでブルーベリー会員が産業まつりに出品した苗の育ち具合の差にショックを感じた亭主はそのあといろいろ考えた。

なぜ亭主の苗は仲間の苗に比べて十分大きくなっておらず、またばらつきがあったのか…?
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取りあえず今の段階ではっきりしていると考えたのは施肥の方法と程度である。大半の原因はそうだろうと思っている。

① 3月にトロ箱にピートモスを詰め挿し木をした。
トロ箱の底に5~6この穴を開け、台所の生ゴミを捨てるための不織布のゴミ袋を通して下部を作り、その上にピートモスを詰めた。
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そこへ長さ10cm程度にカットした小枝を次々に挿していった。
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出来上がった挿し木箱を同型の水を張ったトロ箱の上に載せ、上からたっぷり潅水して不織布が水を吸い上げるようにして作業を終えた。
作業はとても効率的で、約2600本の苗木を挿すことができた。
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②新芽の出始めた5月後半にハイポネックスを水の入ったトロ箱に流し込んだ。
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ハイボネックスは大体500倍液になるよう流し込んでいる。
液肥にしたのは、潅水を前提としていないことから当然の選択だった。
この時点で500倍液が適切であったかどうかは分かっていない。一般的に果樹への施肥はこの程度と考えた。
この後は苗の発育に任せこちらは放りっぱなし、農園づくりに精力を注いでいた。

③夏を過ぎて、苗木の大半を枯らした昨年に比べて発芽した挿し木の生存率が非常に高いので、今回とった方法は正しかったと安心していた。ただ、昨年の苗より新芽の伸び方が遅く、姿が小ぶりなのが気になった。
そして産業まつり。やはり成長が極端に悪かったことを思い知らされた。
問題点
(1)液肥は水同様ピートモス全体に浸透すると考えたのは甘かった。
  10月の移植の時点でわかったことだが、不織布の真上に挿した苗だけが他に比べ異常に育っていた。
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  ピートモスは常に湿っており、水は均等にいきわたっていたのに養分は回っていなかったみたいだ。
  しかも今年の5月~6月は雨が多く、液肥は薄まっていた可能性もある。要するに肥し不足だ。
(2)ピートモスの上に油粕をまくことも考えたが、若木に刺激が強すぎないか、肥料のやり過ぎになるのではない
かと踏み切れなかった。
  結果としてこれが苗の成長を著しく遅らせた原因だと思っている。
(3)また液肥に頼る場合もトロ箱に一斉の挿し木することを避け、やはり一つ一つ独立した小型のポットにする必
要があると思った。
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  すべてに不織布を準備するのは煩わしいが、水耕を前提とするなら避けられない作業だ。
 同時に液肥でも施肥だけは潅水にした方が良いような気がしている。あるいはむしろ施肥は液肥に頼らず、油粕
 を置くか最初からピートモスにマグアンプを混ぜ込んだ方が良いように思った。
 次回はこれを試す。

③これまでは自分の農園に植え付ける目的で苗を育ててきたのだが、初めて人さまに苗を売るという行為を経験した。
 苗自体を売るとなるとやはり苗の見てくれにも十分留意する必要がある。姿かたちは整えねばなるまい。
 かといって施肥過多(葉色が濃い緑色になるからすぐわかる。)は軟弱な苗を作る。人に渡すものとは言え見てく
 れだけで良しとはできない。ちゃんと育つ丈夫な苗を作って喜んでいただく必要がある。
 施肥量は今より相当足していいようだからこの辺の様子には十分注意しながら、もう少し見てくれのよい丈夫な
 苗に育ててみる。
 そうなると現在の能力では1種50本、全体で1000本が限界だろうと思った。









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