母の世界

母がいすみに住み始めたのが昨年の五月。早くも一年が過ぎることとなった。こんな田舎で我慢できるかどうか心配だったが、気丈なものだ、そして楽しみ方を知っている。「空気は奇麗だし、野菜が豊富。本当にいいところ。」と堂々たる生活ぶりだ。
退屈を感じるときはほとんどなさそうだ。
母のいすみで過ごしている様子をその作品などで記録しておく。
(H19.9.17)
母が通ってるデイサービスの介護の方たちにせがまれたらしい。母も嫌いじゃないので謡曲がどんなものかを披露したみたいだ。でしゃばりがとは思ったが、母が元気になるならそれも良い。どんな様子だったか怖くて聞いていない。写真だけ写しといてもらった。98歳になりたての敬老週間。
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日に一回は何か書いてる。俳句か手紙かはたまた家計簿か…。
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直近の作品
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沖縄で生活していたとき、よく夕食を取りに行った中国人の経営する餃子屋さんがあった。そこの壁にに掛かっていた「扁額」の書体がいたくお気に入りで、いつかあんな風に書きたいと言っていたのだが、いつの間にか書き上げていた。
いつまでたっても息子がさっぱり飾ってくれないと業を煮やしたらしく、あろうことか息子の友人に不満タラタラの直訴する始末。友人に脅迫されてやむなく急いで額を作り土間からの上り口に飾った。満足げである。…  私も何も意地悪をしていたわけではない。額を作るのは結構難しいのだ。まして書にも飾る場所にもフィットするものを、手持ちの材料で作り上げるにはいろいろ考える時間は必要なのだ。しかし母にとってはそんなことはおかましなし、今すぐ飾って欲しいの一心だ。変なの作ったら物々言うくせに…たまらせん。


いろんなコラボ
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母がいすみへ来てすぐ土間からの上り口に柔らかい傾斜の階段を作った。母お気に入りの階段である。使っているうちに側にお客様のためのスリッパや小物を置く場所が必要と感じて小さな二段の棚を作った。
しかしこれは母にとっては絶好の作品陳列台と映ったらしい。いつの間にかスリッパは片づけられ花が活けてあった。それはそれでいい。しかしそのわがままさ勝手が許せない。(あんた
を勝手連のメンバーにした覚えはない!!)
えーなぜコラボかというと…まず活けたのは母であるからして総体的には母の作品。花は私が育てた庭の花そして棚も私。活けてある花器やその奥にあるのは母が沖縄の海で見つけてきたサンゴ。そして花器の入ってる器は家内が私のために造ってくれたバスタ、カレー用の皿。これもいつの間にか…。物はコラボでも、こころはちっともコラボじゃないっ!!


昔の作品だが私が気に入ってる二点。書が読めないので記録を兼ねて。
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  夕佐連ハ 木飛支者山越可へる奈り しみじみと新て木の香はと本る
  夕されば 木挽きは山を帰るなり   しみじみとして木の香はとおる

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               暁や うまれて蝉の うすみどり

 
皆さんに私が発見した長生きの秘訣を教えよう。これホントに正しい。

わがまま勝手
傍若無人
唯我独尊
耳が遠くなるのも結構有利
南無…



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この記事へのコメント

コマツ
2007年06月17日 21:20
はは、ようやく額が出来たか。親孝行じゃよ。
八重ちゃんの店もだんだん人が入るようになって、お主からもらった
何とかいう蘭も満開になった。
いすみの青苺
2007年06月18日 02:44
「何とかいう」とは失礼な! オンシジュウムというんだ。
ジャガイモが取れすぎてまいった。でかいし美味いしまさにホクホク顔なんだけど…。7/1 田中ちゃんがまた食べに来てくれる。良ければどうぞ…。
また八重山かな? アレッ、八重って関係あるの? 単なる偶然?

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